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TOP COMMITMENT
トップコミットメント
創業時から地域貢献を重視し、
これからもCSR 活動を推進していきます。
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当社はUR都市機構グループの関連会社として、URの開発地区における商業施設の運営を通じて、お住いの方々やお勤めの方々をはじめとする地区の皆様にサービスを提供することを目的として発足しました。
会社設立からこれまでの約50年の間、商業サービスの提供や地区の賑わいの創出等の地域への貢献を重視しながら、各地区で商業施設の開発・管理運営に携わってまいりました。現在首都圏を中心に約90施設を管理運営し、各施設において安心・安全の確保や環境に関する取り組みも積極的に行い、地域や社会への貢献を意識した経営を行っております。
昨今、企業の社会的責任の重要性が強く叫ばれるようになりました。当社においても、2019年にCSR活動基本方針を策定し、社内に専門機関を設置しましたが、地域や社会を重視する姿勢を堅持しつつ、より一層CSRを重視した経営を推進し、持続可能な社会の実現に寄与してまいります。
PRIORITY AREAS
重点取り組み分野
私たちがCSR活動を進めるうえでのステークホルダーは、「お客様」「地球環境」「地域社会」「従業員とその家族様」「株主様」です。
商業施設の管理・運営などの事業を進めるにあたり、すべてのステークホルダーに対して果たすべき責任を、5つの重点取り組み分野として定めています。それぞれの取り組みを通し、対応するSDGs の達成を目指します。
重点取り組み分野の詳細と取り組み事例は、下記の通りです。
安心・安全な施設づくり
お客様※に寄り添ったコミュニケーションを通してニーズを理解し、地域のみなさまに必要とされる、安心・安全な施設づくりを進めます。サービスや建物の設備など、ソフト・ハード両面から、安心・安全を高めるよう取り組みます。
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※お客様は、「来館者様」と「入居テナント様」を指します。
事例紹介1 防災訓練等の実施
大切なお客様や従業員、施設を守るため、私たちが防火管理を担当している各施設において法令に基づいて定期的に消防訓練を行っています。
テナント従業員をはじめとする関係者を含め、施設全体で防火・防災に関する意識やスキルの向上を目指しています。また、年に1回全社で防災訓練を実施。万が一災害が起きた場合も適切な行動を取れるよう取り組んでいます。
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消防訓練(光が丘IMA)
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2023年度全社での防災訓練の様子
事例紹介2 普通救命講習の実施
当社では2013年度から、全社員を対象に普通救命講習と再講習を実施しています。
普通救命講習は、CSR活動の一環としての防災の取り組みを進め、「すべてのお客様・施設関係者・当社従業員の安全を守る」という商業デベロッパーの社会的責務を果たすうえで、欠かせないものです。そのため、すべての役員・社員・嘱託社員は普通救命講習を受講し、さらに受講後3年以内に再講習を受け、万が一の事態に備えています。
普通救命講習の取り組みが評価され、当社は東京消防庁から「救命講習受講優良証」の交付を受けています。また取り組みに対して2023年9月東京消防庁から感謝状を授与されました。
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普通救命講習の様子
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東京消防庁からの感謝状
事例紹介3 お客様目線を大切にした施設・設備のリフレッシュ
より安心・安全な施設づくりを目指し、建物や設備などのハード面でも改善に取り組んでいます。
2020年に大幅なリニューアルを実施した「光が丘IMA(東京都練馬区)」では、共用部にキッズスペースや点字ブロックなどといった、安心・安全に配慮した設備や機器の導入・更新を実施。これまで以上にお客様に寄り添った施設へと生まれ変わりました。
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キッズスペース
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ベビールーム(ベビーベッド)
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IMAホール客席 IMAホール客席車いすスペース
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点字ブロック
環境への配慮
私たちは環境への配慮を大切にしながら事業を進め、各施設で資源を節約する活動や環境負荷の軽減に取り組んでいます。
具体的な取り組みを紹介します。
事例紹介1 照明のLED化
施設のリニューアルや大規模な更新のタイミングで、照明設備を環境に優しいLEDに切り替えています。
LED化により、従来の照明機器と比べて消費電力がおさえられ、温室効果ガス ( 二酸化炭素 ) の排出量の削減や省エネ効果が期待されます。
2022年度末時点で、当社が直接管理している照明器具の約70%がLED化されました。これからも、LEDへの切り替えを計画的に進め、環境保全へとつなげます。
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光が丘IMA(東京都練馬区)
大規模なリニューアルに合わせて LED 化を実施しました。シーンに合わせて調光機能付照明器具も導入し、さらなる省エネ効果を実現しました。 -
パトリア桶川店 (埼玉県桶川市)
3階共用部ホンプラス前共用通路をリニューアル。LED化により、明るい空間に生まれ変わりました。
事例紹介2 太陽光発電設備の導入
省エネの一環として、半永久的に使用できる再生可能エネルギーの有効活用を目指しています。光が丘 IMA 中央館の立体駐車場屋上と野田みずきSCI期 ( 千葉県野田市 ) の屋根に、太陽光発電装置を設置。2014年度から、発電した電力を電力会社に販売しています。
2022年度は、2施設合わせて年間190,565kwh発電し、1年あたり74,224kg※の二酸化炭素排出量を削減しました。
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※1,000kwhあたり389.5kgで換算しました。
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光が丘IMA中央館 立体駐車場
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野田みずきSCⅠ期
地域社会への貢献
当社の商業施設を基盤に、街づくりや地域再生、文化活動、社会貢献活動などさまざまな取り組みを行い、地域の価値向上を実現。地域社会へ貢献していきます。
事例紹介1 地域活性化イベント等
UR都市機構から委託を受け、横浜市磯子区の洋光台中央団地にて施設運営やイベント開催による団地活性化の取組みを行っております。その一環として年2回開催している洋光台クラフトマルシェは、手作り作家のブース出展や、手作りの楽しさを体験できるワークショップ、キッチンカーなどバラエティ豊かな内容で展開しており、毎年多くの来場者で賑わいます。
洋光台中央団地は、日本を代表する建築家・隈研吾氏とクリエイティブディレクター・佐藤可士和氏の監修のもと、UR都市機構が2018年にリニューアルを行い、地域コミュニティの拠点として親しまれています。
新宿区の Park-PFI 事業により、当社が公園施設設置許可を受けて開発した交流拠点施設・SHUKNOVA(シュクノバ)では、新宿中央公園内という立地を活かし、さまざまなイベントを開催しています。
2023年10月には、スポーツイベント「PARK DAY!」を開催。さわやかな秋晴れのもと、パークヨガやパークラン、パークフィットネスなどのプログラムに、たくさんの方が参加しました。なかでもパークヨガは、普段は解放されていない「魅せる芝生(芝生広場内)」で行われ、自然と一体になって身体を動かす特別な体験になりました。
SHUKNOVA では他にも、マルシェやイルミネーションなどコミュニティを盛り上げるイベントを毎年定期的に開催しています。
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パークヨガの様子
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パークラン
光が丘IMAで、スウェーデン生まれのエコスポーツ「プロギング」を楽しむイベントを地元サッカーチーム・ NPO・民間企業と協同開催しました。プロギングは、ランニングとゴミ拾いを組み合わせたスポーツで、楽しみながらフィットネスと環境保護どちらにもアプローチできます。
光が丘IMAでは、その他にもイベントスペースやホールでさまざまなイベントを開催し、地域のみなさまのにぎわいの拠点になっています。
さらに、光が丘エリアをはじめとする地域の情報をお届けするフリーペーパー『ima'am(イマーム)』を発行するなど、コミュニティ拠点づくりのためのさまざまな活動に取り組んでいます。
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「プロギング」の様子
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「プロギング」は、初級者3.5km・上級者 5.0km のコースで実施。仲間とのおしゃべりや公園の景色を楽しみながら、それぞれのペースでコースをめぐりました。
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光が丘を中心に練馬エリアのさまざまな情報をお届けする、フリーペーパー『ima’am』。前身である『光が丘 NOW』が創刊された1988年5月以来、地域の魅力を発信し続けています。
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2023年4月に光の広場イベントスペースにて、「サステナブルマーケット」を開催。まちで愛されるお店が、サステナブルをテーマに出店しました。
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IMAホールで定期開催されるIMA寄席は、1989年に初めて開催されて以来、地域のみなさまに支えられ、2024年1月に400回記念公演を迎えました。
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2023年12月に光の広場ステージで、クリスマスライブ「横山だいすけおにいさんミニコンサート」を開催。だいすけおにいさんのパフォーマンスに会場は大盛り上がりでした。
冬季イルミネーションの実施
毎年冬のクリスマスシーズンを中心に、各施設でイルミネーションやライトアップを実施。美しい輝きが街を彩り、にぎわいを生み出しています。事例の一部をご紹介いたします。
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新宿アイランドIt’s
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洋光台中央
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SHUKNOVA
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光が丘IMA
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赤羽アピレ
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パトリア吾妻橋店
事例紹介2 地域貢献機能を持つ新規施設の開発やテナントの誘致
ライフガーデン流山おおたかの森の開発
ライフガーデン流山おおたかの森(千葉県流山市)は、当社が複数の民間土地所有者から土地を借り、「安心・安全まちづくりの拠点」として整備した施設です。
ファミリー層が増えているおおたかの森エリアのニーズに合わせ、子育てをサポートする機能を持つテナントを誘致しました。駅前で子どもの送り迎えができる送迎ステーション、一時保育サービスも提供する保育園分園、子育て中の親子の交流や相談の場である子育て支援センターといった施設が、地域の子育てに貢献します。
さらに、地域のみなさまの健康や医療を支えるため、クリニックやスポーツクラブなどのテナントも導入しています。
自然光が多く差し込むように設計された建物構造や通風換気システムなど、心地よい空間づくりにも力を入れている施設です。
ウェルキャビン稲毛海岸の開発
ウェルキャビン稲毛海岸(千葉市美浜区)は、高洲第二団地内にある高齢者・子育て支援の複合施設です。UR都市機構が進めてきた、高洲第二団地を地域医療・福祉の拠点とする取り組みの一環としてオープンしました。
公募により当社が事業者となり、施設整備・運営を担当しています。介護相談窓口付コンビニエンスストア・訪問介護事業者・保育園・民間学童など、地域の暮らしをサポートするテナントを誘致しました。
働き方改革の推進
従業員がいきいきと仕事に取り組める会社を目指し、働きやすい環境の整備や仕組みづくりを実施。生産性・モチベーションの向上や成長を促し、従業員が心身ともに健やかでいられるようサポートしています。
事例紹介1 本社集約化・事務所改修
2023年7月に、本社を移転し拠点事務所を集約化。同時に、従業員の生産性やモチベーションの向上を目指し、オフィスを改修しました。
「従業員同士のコミュニケーションが自然と生まれるオフィス」をコンセプトに、若手社員を中心としたチームが改修プランを検討し、機能的で快適なオフィスづくりを進めました。
座席を固定しないフリーアドレスの採用やペーパレス化など、スペースの効率化を実施。交流の場として、コミュニケーションスペースを充実させました。
さらにインテリアを明るさとあたたかみのあるナチュラルテイストでまとめ、居心地のよい空間を実現しました。
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エントランス
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フリーアドレス化された執務室
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会議室
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コミュニケーションスペース
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窓際のコミュニケーションスペース
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窓に面したワークスペース
事例紹介2 テナント従業員休憩室の改修
テナント従業員のみなさまの働く環境づくりも、私たちの重要な取り組みのひとつです。光が丘IMAでは、2020年のリニューアルに合わせ、テナント従業員休憩室をリニューアルしました。
休憩室を地階から4階に移すことで、窓から日の光がさしこむ明るい空間を実現。分煙ルームやパウダールームを新たに設け、より快適でリフレッシュできる休憩室へと生まれ変わりました。
他の施設でも、休憩室やトイレの改修などを行い、テナント従業員のみなさまにとって働きやすい環境づくりを進めています。
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光が丘IMA 従業員休憩室 全景
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光が丘IMA 従業員休憩室 パウダールーム
コーポレートガバナンスの徹底
公正な企業経営を通して中長期的に企業価値を向上するために、コンプライアンス体制・リスク管理・内部統制機能の強化に取り組んでいます。
事例紹介1 各種研修の実施
階層別研修やコンプライアンス研修など各種研修を実施し、役員・社員の意識や知識を高めるとともに、さらなるコンプライアンスの向上を目指しています。
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管理職向けハラスメント防止研修
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全社員向け個人情報保護研修